Osamu Miyazaki Blog
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
オートポリスのレースウィークに入ってから、金曜日ART走行はトップタイム、土曜日の予選が3位と数字で見ると順調に映っていたかもしれないが、自分の中では数字ほどそんなにいい感じは無かった。
そりゃそうだ!筑波のレースをこなしたとは言え、まだまだテスト不足!
もっとマシンもライダーも戦闘力を上げていかなきゃ勝負になんねぇ!!
でも、そんな不安なんか関係無くレースの時間はやってくる。
オートポリス恒例の霧でタイムスケジュールは少し遅れたものの、ドライコンディションでのレーススタートとなった。
いつものように絶妙のスタート?を決め、ポジションを2つ落として5位で第1コーナーを立ち上がる
オープニングラップが終わるまでに2位にまでポジションアップに成功したんだけど、すでにトップとは2秒近い差が付いていた。
オマケに、メインストレートでは東浦(2008年型ヤマハR6)にいい勢いで抜かれ、「おぉ~、やっぱ新型は速え-な!」なんて思いながらも、同じヤマハR6旧型の意地!ブレーキングで交わしてトップの小西を追った。
レース中盤にはトップに追い付いて、「この後どう展開しようかな?」 「終盤までこのまま待ってようかな?」って考えたけど、小西なんだか元気無さそうだったから、先ずはトップに出て様子を見る事にした。
第2ヘアピンコーナーのブレーキングで「グリグリッ」っとインをさしてトップに立った。
久々にトップを気持ち良く走っていたら、さっきと同じ第2ヘアピンコーナーのインから白い影・・・
小西が抜き返してきた。
「なんだ、元気あるんじゃねーか!」と自分にもまだまだ余力は残っていたから、そのまま終盤勝負の作戦に切り替えた・・その2周後、なんだかマシンの挙動がおかしい。
フロント周りの不安定な挙動にマシンコントロールが難しくなってきた。
これがテスト不足の結果なんだと思う。
その後は寺本を交えてのトップ集団となったが、もうこっちは自分のマシンとの格闘で、転倒せず喰らい付いていくのに必死だった。
ラストラップに1台脱落して表彰台圏内は確保したから、転倒のリスクだけは避け、ずっと後ろにくっ付いていた野田を無理にブロックする事も出来なかった。
それでも3位表彰台
ついこの前、かなり無理な形で今シーズンをスタートして、このオートポリスのレースは出場するつもりじゃなかった。
でも、『銀色バイク』の坂井さんをはじめチームスタッフのみんな、レースウィークには『DeakCraft』さんの多大な協力も頂いてこの結果を掴む事ができた。
みなさん、ほんとにありがとうございました!心から感謝しています!!
最後の画像は、近くに居たノビー(上田昇)とスズキの秋吉を交えてみんなで撮った写真だよ
そりゃそうだ!筑波のレースをこなしたとは言え、まだまだテスト不足!
もっとマシンもライダーも戦闘力を上げていかなきゃ勝負になんねぇ!!
でも、そんな不安なんか関係無くレースの時間はやってくる。
オートポリス恒例の霧でタイムスケジュールは少し遅れたものの、ドライコンディションでのレーススタートとなった。
いつものように絶妙のスタート?を決め、ポジションを2つ落として5位で第1コーナーを立ち上がる
オープニングラップが終わるまでに2位にまでポジションアップに成功したんだけど、すでにトップとは2秒近い差が付いていた。
オマケに、メインストレートでは東浦(2008年型ヤマハR6)にいい勢いで抜かれ、「おぉ~、やっぱ新型は速え-な!」なんて思いながらも、同じヤマハR6旧型の意地!ブレーキングで交わしてトップの小西を追った。
レース中盤にはトップに追い付いて、「この後どう展開しようかな?」 「終盤までこのまま待ってようかな?」って考えたけど、小西なんだか元気無さそうだったから、先ずはトップに出て様子を見る事にした。
第2ヘアピンコーナーのブレーキングで「グリグリッ」っとインをさしてトップに立った。
久々にトップを気持ち良く走っていたら、さっきと同じ第2ヘアピンコーナーのインから白い影・・・
小西が抜き返してきた。
「なんだ、元気あるんじゃねーか!」と自分にもまだまだ余力は残っていたから、そのまま終盤勝負の作戦に切り替えた・・その2周後、なんだかマシンの挙動がおかしい。
フロント周りの不安定な挙動にマシンコントロールが難しくなってきた。
これがテスト不足の結果なんだと思う。
その後は寺本を交えてのトップ集団となったが、もうこっちは自分のマシンとの格闘で、転倒せず喰らい付いていくのに必死だった。
ラストラップに1台脱落して表彰台圏内は確保したから、転倒のリスクだけは避け、ずっと後ろにくっ付いていた野田を無理にブロックする事も出来なかった。
それでも3位表彰台
ついこの前、かなり無理な形で今シーズンをスタートして、このオートポリスのレースは出場するつもりじゃなかった。
でも、『銀色バイク』の坂井さんをはじめチームスタッフのみんな、レースウィークには『DeakCraft』さんの多大な協力も頂いてこの結果を掴む事ができた。
みなさん、ほんとにありがとうございました!心から感謝しています!!
最後の画像は、近くに居たノビー(上田昇)とスズキの秋吉を交えてみんなで撮った写真だよ
PR
この記事にコメントする
レポート
何とかドライコンディションでレースできて良かったですね。これも宮崎さんの日ごろの行いの賜物ではないでしょうか?
決勝レース中はやはりテスト不足の面が出てしまったのですね(冷汗)。それに前型のマシン。そんな中で転倒することもなく、他車と接触するわけでもなく、3位表彰台は凄いと思います。
次の菅生戦までは2ヶ月のインターバル期間。この間にマシンのセットアップ等を整えて、次は優勝を!宮崎さんならできると思います。
決勝レース中はやはりテスト不足の面が出てしまったのですね(冷汗)。それに前型のマシン。そんな中で転倒することもなく、他車と接触するわけでもなく、3位表彰台は凄いと思います。
次の菅生戦までは2ヶ月のインターバル期間。この間にマシンのセットアップ等を整えて、次は優勝を!宮崎さんならできると思います。
驚異的な成長ですよ
出来たばかりの小さなチームでデビュー戦筑波での予選10位、決勝10位。ぶっつけ本番のようなチームでこの成績。少し出遅れたけど今年はもしかして行けるんじゃないか?と感じていたんですが、オートポリスでの予選フロントロウ獲得を知った時点で、これマジで行けるよ!なんで?と驚いた自分がいました。そして決勝ではしっかり表彰台。確信へと変わりました。
自分でチーム運営まで行うのはとても大変だと思いますが、やはり今までとは違い組織もコンパクトになり、何より自分でチームの方向性を決められるというところで今までの縛りが消え、宮崎さん自身がのびのびとレースに打ち込めている感じに見えます。
いろいろと頭を悩ますことも既に出ているかもしれませんが、みんなの夢も乗せているチームですので、それを励みに頑張ってください。
オートポリスの結果で、現在宮崎さんが持ち合わせているもの(チーム力、マシンなどいろいろ)は十分にトップで通用することが証明されました。
SUGOでのレース楽しみにしています。期間が開くのでとても待ち遠しいですが、この間に今よりも更にチーム力の底上げをして、その時点で万全の態勢でレースに臨めることを期待しています!
自分でチーム運営まで行うのはとても大変だと思いますが、やはり今までとは違い組織もコンパクトになり、何より自分でチームの方向性を決められるというところで今までの縛りが消え、宮崎さん自身がのびのびとレースに打ち込めている感じに見えます。
いろいろと頭を悩ますことも既に出ているかもしれませんが、みんなの夢も乗せているチームですので、それを励みに頑張ってください。
オートポリスの結果で、現在宮崎さんが持ち合わせているもの(チーム力、マシンなどいろいろ)は十分にトップで通用することが証明されました。
SUGOでのレース楽しみにしています。期間が開くのでとても待ち遠しいですが、この間に今よりも更にチーム力の底上げをして、その時点で万全の態勢でレースに臨めることを期待しています!
Calendar
10 | 2024/11 | 12 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | |||||
3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 |
17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 |
24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |
Categories
Recent Stories
(03/04)
(03/02)
(02/28)
(02/27)
(02/25)
(04/17)
(04/15)
Recent Comments
Archives
Links
Search
About Myself
HN:
Osamu Miyazaki
性別:
男性
自己紹介:
全日本ロードレースで活躍し、3シーズンに渡って世界最高峰の舞台を走った経験を持つ。2002年の世界選手権日本GPで優勝を果たし、世界でも屈指の実力を持つことを証明した、プロライダーの中のプロ。
Your Are VISITOR Number: