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Osamu Miyazaki Blog
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この短期間で準備したマシンでの事前テストでは、ほぼトップタイムと同等まで詰める事は出来ていたが、サスペンションセッティングには多々問題を残していた。
 
IMG_7492.JPG
Race Week金曜日のART合同テストでセットアップを進めたいところだったが、路面コンディションが異常に悪かった為、午前中は、簡単なマシン&タイヤチェックで終わらせた。
 
午後の走行では、多少路面コンディションも回復してきたからセットアップを開始!
 

しかし・・ 相変わらず、フロント周りの確かな手応えを得ることが出来ない。
 
タイムも、トップから約1秒落ちの総合9位で、翌日の予選に向けて、取り敢えずの対策は見つかったが、何となく決め手には欠ける感じだった。
 
 

土曜日。今回の予選は、50分間×1回。
 
レギュレーションにより、実質1SETのタイヤしか使用出来ないのに、50分間は長過ぎ!って意見もあるが・・・、自分的には、この岡山国際サーキットは、路面のμ(ミュー)が低い(要するにグリップが悪い)為、ある程度周回を重ねてもタイムアップは可能だと思っている!!!
 

今のマシンの状態なら尚更、セットアップを進める事が出来れば、多少タイヤのグリップが落ちてもタイムを更新していく事が出来るハズ!
 
2009Rd.05_TAP0534.jpg予選がSTARTして、先ず1周してPIT IN。
 
マシンのチェックをして、異常が無い事を確認してからしばし待機。
 

しばらくして、コース上もマシンがまばらで落ち着いてきたからコースイン。
 

いつものように、2周目に確実に予選通過タイムをクリアしてからタイムアタックに入った。
 
3周目に、1分35秒4。 4周目は、1分35秒5。この時点で5位辺りだったかな~・・
 
前日よりはタイムアップしているものの、自分で設定したタイムより1秒も遅い。やはりフロント周りの不安で、コーナーに速いスピードで入っていけないんだな・・
 
PIT INしてセッティングの変更を試みるが、根本的な解決策は見つからないままだった。
 

周回を重ねながらも、セッティングを確認出来たら、終盤にタイムアップにTRYしようと思っていたから、ある程度タイヤは温存しながら走っていたんだけど・ ・ ・
 

予選時間中盤を過ぎたところで、突然エンジンから異音。
 
PITに戻り、飯高くんに症状を伝えてチェックしてもらったが、エンジンブローは確実・・・
 
無理だと解ってはいても、せめて、もう2周くらいサスペンションセッティングを試したかったから、
 
「もう1回だけ行って来てイイかなぁ?エンジン持たないかな?!」 って聞くと、
 
「危ないっスよ!」 と飯高くん。
 
「・・だよね・・・」 とMIYAZAKI。
 
何だか煮え切らないまま予選を途中で終え8位で終了~
 
 
もう十分に距離を走りきって、オーバーホールしなければならないスペアエンジンしか手持ちが無かったが、まぁ、パワーダウンしていても、壊れてるよりはマシ
 
IMG_7508.JPG予選終了後は、エンジンを積み替えて決勝の準備に入った。
 
ここでまた、これまで知らなかったレギュレーションを知る事になる。
 
車検後にエンジン交換をすると1万円也!
 
ピットロードのスピード違反なんかも罰金1万円らしいけど、壊れたエンジンを交換するのも罰金・・?
 
何だか納得いかねぇ~なぁー!!


~ 岡山国際のRace Week Ⅱ へ続く ~
 
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Osamu Miyazaki
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自己紹介:
全日本ロードレースで活躍し、3シーズンに渡って世界最高峰の舞台を走った経験を持つ。2002年の世界選手権日本GPで優勝を果たし、世界でも屈指の実力を持つことを証明した、プロライダーの中のプロ。
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