Osamu Miyazaki Blog
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先日、TVでスペインのヘレスサーキットで行なわれたMotoGP第2戦を観た。
相変わらず、すごい数の観客だった。
ヨーロッパの中でも特にスペインはオートバイレースは人気が高く、毎レースたくさんのレースファンが集まる国だ。
レースウィークにサーキット近郊の街では、一晩中レースファン達のバイクのエンジン音が鳴り止まない。
この話はスペインじゃなかったけど、世界グランプリを走り出した初年度にヨーロッパでのレースで転倒した時の話。
再スタートを諦め歩き出したら、そのコーナーのコースサイドの観客席にいた観客達から、転倒した僕に向け拍手が沸き起こった。
最初は意味が分からず???
「なんで拍手なん?こっちは身も心も痛てーのに!」 と思っていたが、他国のサーキットでのレースで転倒した時も観客は同じように拍手をくれていた。
転倒したライダーに、悲鳴と絶句の日本とは違って、彼らは全力で走った結果に転倒したライダーには 「よく頑張ったな!」 って意味の拍手を送ってくる。
(拍手ついでに、ヘルメットくれ~!グローブくれよ~!と叫んでるヤツもいるけど・・)
レースをスポーツとして捉え観戦し、そのレースを走るライダーをプロフェッショナルとして見ている。
まだこの当時の自分は、ヨーロッパに来たばかりで分からなかったが、やっぱりヨーロッパではレースが一つの文化として存在していると強く感じた。
日本のレースもそんな日が来ると良いねぇ!
スペインヘレスサーキットと言えば強烈なの思い出したゾ!!!
1998年のヘレスでのレースの予選2回目だったかな?!
最終コーナー手前に、高速の右コーナーが2つ続くセッションがある。 そして、このコーナーを抜けると直ぐに、ピットロードへの入り口がある。
このコーナーは、250ccだと4速でスピードが160~180km/h位だと思うけど、この2つ目の右コーナーを最終コーナーに向けアクセル全開でスピードをのせ、このコーナーを脱出した。 と、その瞬間!!!
直前を走っていたスペイン人ライダーが突然走行ラインを変えて"急減速"
高速コーナー立ち上がりの減速は、さすがに成す術は無かった。
大激突! その先の最終コーナーまで250mはゆうに超えるほど、僕は吹っ飛ばされた。
そのライダーも転倒したが・・・ ケガは無かったようで、ピンピンして元気に謝りに来ていたけど、翌日の決勝レースは、危険行為でこのライダーは出場停止になっていた
大事なレース。 世界グランプリ参戦中。 明日は決勝
僕はというと・・・
●全身打撲
●手足の甲を骨折して、
次の日の決勝レースでは、ガンガンに痛み止めを打って泣きながら走ったちょっと痛い想い出・・・(苦笑)
今回は転倒の話題が多かったけど、そんなに転んでばかりじゃない・・よ
相変わらず、すごい数の観客だった。
ヨーロッパの中でも特にスペインはオートバイレースは人気が高く、毎レースたくさんのレースファンが集まる国だ。
レースウィークにサーキット近郊の街では、一晩中レースファン達のバイクのエンジン音が鳴り止まない。
この話はスペインじゃなかったけど、世界グランプリを走り出した初年度にヨーロッパでのレースで転倒した時の話。
再スタートを諦め歩き出したら、そのコーナーのコースサイドの観客席にいた観客達から、転倒した僕に向け拍手が沸き起こった。
最初は意味が分からず???
「なんで拍手なん?こっちは身も心も痛てーのに!」 と思っていたが、他国のサーキットでのレースで転倒した時も観客は同じように拍手をくれていた。
転倒したライダーに、悲鳴と絶句の日本とは違って、彼らは全力で走った結果に転倒したライダーには 「よく頑張ったな!」 って意味の拍手を送ってくる。
(拍手ついでに、ヘルメットくれ~!グローブくれよ~!と叫んでるヤツもいるけど・・)
レースをスポーツとして捉え観戦し、そのレースを走るライダーをプロフェッショナルとして見ている。
まだこの当時の自分は、ヨーロッパに来たばかりで分からなかったが、やっぱりヨーロッパではレースが一つの文化として存在していると強く感じた。
日本のレースもそんな日が来ると良いねぇ!
スペインヘレスサーキットと言えば強烈なの思い出したゾ!!!
1998年のヘレスでのレースの予選2回目だったかな?!
最終コーナー手前に、高速の右コーナーが2つ続くセッションがある。 そして、このコーナーを抜けると直ぐに、ピットロードへの入り口がある。
このコーナーは、250ccだと4速でスピードが160~180km/h位だと思うけど、この2つ目の右コーナーを最終コーナーに向けアクセル全開でスピードをのせ、このコーナーを脱出した。 と、その瞬間!!!
直前を走っていたスペイン人ライダーが突然走行ラインを変えて"急減速"
高速コーナー立ち上がりの減速は、さすがに成す術は無かった。
大激突! その先の最終コーナーまで250mはゆうに超えるほど、僕は吹っ飛ばされた。
そのライダーも転倒したが・・・ ケガは無かったようで、ピンピンして元気に謝りに来ていたけど、翌日の決勝レースは、危険行為でこのライダーは出場停止になっていた
大事なレース。 世界グランプリ参戦中。 明日は決勝
僕はというと・・・
●全身打撲
●手足の甲を骨折して、
次の日の決勝レースでは、ガンガンに痛み止めを打って泣きながら走ったちょっと痛い想い出・・・(苦笑)
今回は転倒の話題が多かったけど、そんなに転んでばかりじゃない・・よ
各スポンサーへ近況報告に行ってきた。
体制報告は出来ていないが、温かい言葉を頂いてまた一段とヤル気が湧いてきたぜぃ!
今年はヘルメットを、SHOEIと契約を結ぶことになった。
3年振りにSHOEIのヘルメットを被れるのを楽しみにしている。
ヘルメットデザインは引き続きYF-DESIGNで、カッコイイ~のが仕上がるよう打ち合わせをしてきた。現行デザインもかなり気に入っているけど、次期デザインは更に洗練されたものになると思うよ~!!
スポンサー訪問が終わった最後の締めに、レース専門誌の 『RIDING SPORT』 編集部に寄って帰ろうといつもの様に青木さん(編集長)にTELを入れた。
「ライスポ」 に行くといつも深夜を回り朝方になったりする。
今回は、今月号の出版も終えたばかりの青木さんがイタリアンレストランに集合~!との返答・・
少し遅れてレストランに到着したら、編集部のみんなと一緒に1994年125ccチャンピオンの宮坂賢がいた。
当時、表彰台での勝利者インタビューで、尾崎豊の「15の夜」をアカペラで熱唱していた彼の姿を思い出す。面白いライダーだった。
ここは東京の大塚にあるイタリアンレストラン『pancione(パンチョーネ)』美味しかったよ このイタリア国旗にはライダー達のサインが書かれてある。
昨今のレース界の話をしながら、さんざん食べて飲んで、最後にみんなで記念撮影~
ライスポのみなさん、スポンサーのみなさん、ありがとうございます。
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Osamu Miyazaki
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男性
自己紹介:
全日本ロードレースで活躍し、3シーズンに渡って世界最高峰の舞台を走った経験を持つ。2002年の世界選手権日本GPで優勝を果たし、世界でも屈指の実力を持つことを証明した、プロライダーの中のプロ。
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